カンムリウミスズメ(Synthliboramphus wumizusume)
繁殖地:日本周辺の離島や離礁と韓国の一部沿岸のみの暖海域
特徴:ウミスズメ科の小型の海鳥。24cmほど。体は小太りで、翼は体に比較して短く、足も短く体の後方についている。嘴は先がとがって魚を捕るのに適している。体色は背や翼の上面と腰は黒っぽい青灰色で、額から頭頂、冠羽、喉、頸から胸の両側にかけては黒色、胸から腹と尻にかけては白色である。嘴と足は青灰白色をしている。黒くて長い冠状の羽毛が特徴であるが、冬羽では短くなる。
地元では昔から門川町枇榔島でカンムリウミスズメの繁殖が知られ、採卵がなされていた。